2018年   レーズンの健康効果
地中海食というのをご存知でしょうか。最近、健康雑誌でよく取り扱いされている食事です。南欧の人は北欧の人に比べて循環器系の疾患(心臓病や脳卒中)が少ないのは地中海食の要因が大きいとされています。地中海食は魚・ナッツ・野菜が多く、赤ワインも常用しています。赤ワインに含まれているポリフェノールが循環器疾患の予防になるとされています。白ワインにはポリフェノールは少量しか含まれていません。赤ワインはブドウの皮を含めて醸造されています。りんごの皮に含まれているペプシン、みかんの皮に含まれているビタミンPなど、果物は皮ごと食べるのが良いようです。但し、健康目的のために、お酒の飲めない人は無理に赤ワインをのんではいけません。最新の研究の結果、アルコールは少量でも脳細胞の萎縮を招くそうです。そこで赤ワインの代わりにレーズンはどうでしょうか。レーズンとはブドウを自然乾燥させたものです。ブドウ自体にポリフェノールやアントシアニンが含まれていて、ヨーロッパではその高い栄養効果から「畑のミルク」と呼ばれています。アントシアニンは抗酸化作用があり、免疫力をアップしてくれるのに役立ちます。レーズンは天日干しをしているため安全ですし、保存も利くので、いつでも手軽に食べられることから、おやつに最適でしょう。レーズンにはポリフェノールやアントシアニンのほかに、食物繊維が100g中に4g程度含まれています。不溶性食物せんい2.9g、水溶性食物せんいが1.2gと理想とする2:1に近い割合で含まれています。食物繊維が豊富ということは腸内環境を良くするので、便秘を解消したり、宿便を摂ってくれてダイエット効果も期待できます。またカリウムがレーズン100g中に約790mg含まれています。カリウムは主に細胞内に含まれていて、ナトリウムとともに、細胞内の浸透圧を維持する働きを担っています。細胞膜はカリウムを細胞内にとどめ、ナトリウムを細胞外に出して浸透圧を維持しています。カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防いで排泄を促進し、血圧を安定させる作用があります。このため、高血圧予防のためには、積極的な摂取がすすめられています。ほかにカリウムは筋肉でエネルギーが作られるのを助けているので、不足すると筋肉の収縮がスムーズにできなくなります。夏場に大量の汗をかくとカリウムが失われるので夏バテになりやすいのです。以上のようにカリウムはナトリウムの排出を促進し、高血圧予防や体内の水分量を調節してむくみの解消に役立ちます。カリウムの供給源は果物やレーズンのようにそのまま食べられるドライフルーツに豊富に含まれています。腎機能に障害があるときはサプリメントでカリウムを摂取するのは過剰摂取となるので注意が必要です。レーズンには鉄と銅も豊富です。プルーンは鉄分が豊富ですが、レーズンはプルーンの2倍も鉄分が含まれています。プルーン自体が鉄分を豊富に含まれていますが更にその2倍も鉄分が含まれています。鉄分が豊富な食材としてレバーが有名ですが、レバーが苦手な人は手軽なレーズンで摂取すると良いでしょう。貧血の予防には鉄分以外にも銅も必要です。銅はヘモグロビンを作るための鉄分を必要な場所に運び赤血球の合成を助ける役割があります。レーズンには銅も含まれています。健康効果の高いレーズンですが毎日、大量にたべるのは控えましょう。あくまで間食(3時のおやつ)にしましょう。大量に食べると糖分過剰で肥満に結びつきます。これは健康効果の高いブラックチョコレートやハイカカオのココアも同様です。なおココア、チョコレートの健康効果はこの新着情報の8月号に記載しています。BACKをクリックすると1月ごとにさかのぼって閲覧できますので、ぜひご閲覧ください。最近テレビで良く放送される「かかと落とし」は5月と7月に記載しています。併せてご閲覧ください。
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