2019年   今こそ「かかと落とし」を・肥満には糖質制限を
NHKスペシャル「人体シリーズ」で骨ホルモンが全身にメッセージを送ることが放送されました。このNHKの放送は、今まで脳が絶対的な司令塔で全身を制御しているという常識をくつがえす放送です。腎臓も脳に関係なく全身にメッセージを送っており、筋肉細胞や脂肪細胞までもメッセージを送っているということでした。各臓器が脳とは関係なく各臓器相互間でメッセージのやりとりをしており健康を保っているということです。その中で注目すべきは骨髄にある骨ホルモン「オステオカルシン」です。この骨ホルモンが全身の臓器を活性化し、さまざまな健康効果をうみだしていることが判明しています。この骨ホルモンは骨に負荷をかけることで発生します。負荷をかける方法はジョギング、ウオーキング、運動競技ではバスケットボールのようにジャンプ系の多いスポーツです。反対に自転車こぎや水泳は有酸素運動には適切であっても骨にかかる負荷がすくない(ジャンプ要素が少ない)運動です。高齢者のほとんどが誰にでもできて時間や場所をとらないのは「かかと落とし」です。朝・昼・夕方に各30回かかと落としをすると、骨粗しょう症の予防や認知症の予防に有効です。最近の科学的な知見で得られた情報を最も簡単で原始的な方法で活用できるのは有難いことです。是非、毎日実践してみましょう。詳しくはネットで「かかと落し」と入力して検索しましょう。


カロリー制限と糖質制限はどちらが有効にやせられるか?
答えは糖質制限です。「太る」というのは体内の脂肪が増えるということです。そのため、これまでは脂肪などカロリーの高い食事が太る原因とされてきました。そこで肥満の人に「カロリー制限」という指導をしてきました。しかし、これは間違いです。人が太るただ一つの原因は「糖質」にあります。私たちはブドウ糖と酸素を反応させてエネルギーを作り出して生きていますので、糖質は必須です。ところが、糖質を必要以上にとると、エネルギーとして使用されなかったブドウ糖が余ってしまいます。血中のブドウ糖が余ってくると、すい臓からでてくるインスリンというホルモンの働きでブドウ糖はグリコーゲンに替えられ、筋肉や肝臓に貯蔵されていきます。ところが、貯蔵できないほど余ってしまうと、脂肪として体内に貯めこんでしまうのです。つまり、糖質をとり過ぎるとブドウ糖が余るから太るのです。逆に糖質を制限するとエネルギー源であるブドウ糖が不足し、貯蔵されていたグリコーゲンをブドウ糖に戻したり、脂肪をもやしたりしてエネルギーとして使います。脂肪が燃やされるので、当然痩せていくわけです。これが「糖質制限」の基本的な考え方です。注意したいのは肥満には上限がないことです。人類の長い歴史は飢餓との闘いであり、すこしでもエネギ−が余ると脂肪として蓄積すとういう遺伝子を持っています。炭水化物中心の食事を続けると、肥満は青天井になりますので警戒してください。

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